想起

私はある1人の女性に出会った。彼女が私の前に現れた時に人生が変わるほどの衝撃を受けたことは私以外現時点では誰も知らない。知らなくていい。私はボランティア活動をしていた。私にメリットがあり、相手にもメリットがある相互的に価値が生じる活動である。当時は私が若かったため、今とは比べ物にならないほどの活動力があった。誰かを救いたいと強く願う気持ちがそうさせたのだろう。彼女は集合場所がわからなくてどこにいるんですか?とメッセージを送る。私は今いる場所を写真で送り返した。その後すぐに何者かわからない人に肩を叩かれた。それが彼女だった。彼女と会った時に人生で初めて心が動いた。人生なんてこんなもん投げたいだとか、つまらなすぎていつ死んでもいいだとか思うところはいつもあって、何もかもをあることないこと決めつけていた。そんな時に出会った。この世界に光があったんだと思わせてくれる存在がいるとは奇妙な存在だ。

書いてて思ったがそれはただの恋では?

ありふれたただの恋だけど、ありとあらゆる偶然と行動が重ならないと発生したなかった出会い。それも恋か。